【整備事例紹介】R系MINI 第2世代 ウィッシュボーンブラケット(ロアアームブッシュ)・スタビライザーブッシュ交換
こんにちは、MINI専門店「Ms+factory」です!
今回はR系MINI(第2世代)におけるロアアームブッシュ(ウィッシュボーンブラケット)とスタビライザーブッシュの交換事例をご紹介します。
🔧 交換対象部品と目的
- ロアアームブッシュ(ウィッシュボーンブラケット)
- スタビライザーブッシュ
- 使用パーツ:GIOMIC製強化ブッシュ
足回りのブッシュは、経年劣化によって亀裂や破損が起きやすい部位です。
ステアリング操作時の安定性や直進安定性を保つ上で非常に重要なパーツであり、劣化が進むと乗り心地や安全性にも影響を及ぼします。
📸 作業前後の比較
古いブッシュの取り外し
新旧ブッシュの比較です。 ノーマルのブッシュは内部にシリコンオイルが入っておりオイル漏れが起こりオイルが漏れた空洞の分、動きが大きくなりブッシュの切れが起こりやすくなります。
プレス機にて既定の位置に組み込みます。ローダウンしている車両等に合わせてブッシュの位置を調整します。
上が新しいブッシュですが穴の大きさが全然違うのがわかると思います。
現状問題ないのですが穴の広がりがひどくなるとコトコト音がしてきます。
ウィッシュボーンブラケットブッシュと同時に交換をお勧めします。
💡 GIOMIC強化ブッシュのメリット
- 純正ゴム製と比較して、剛性・耐久性が格段に向上
- ブレーキング時のヨレが減少し、ダイレクトなハンドリング感覚が得られる
- スポーツ走行や長距離ドライブでの安定性アップ
取り外した純正ブッシュはひび割れや潰れが見られ、明らかに寿命を迎えていました。
GIOMIC製のブッシュは強化ゴムと高精度構造で、適正なトー変化の抑制や異音対策にも効果的です。
✅ 交換作業後の状態
GIOMIC強化ブッシュ装着です。このウィッシュボーンブラケットブッシュを変えるのに強化にしておくほかないです。
フロントメンバーを外した際はきれいに清掃して組付けとなります。
交換後はハンドル操作時の反応がシャープになり、直進時の安定性も体感できるレベルで改善しました!
スタビライザーブッシュの交換と合わせることで、足回りのバランスもリフレッシュされています。
フロントメンバーを外すので4輪アライメントは必須作業となります。
【まとめ】
MINIの足回りはコンパクトながらも非常に緻密な構造となっており、ブッシュ類の劣化は車両挙動に直結します。
走行距離が5万kmを超えている車両や、ハンドル操作に違和感を感じる方は、ぜひ足回り点検・ブッシュ交換をご検討ください!
お問合せ・ご予約はMINI専門「Ms+factory」まで、お気軽にどうぞ!