【整備事例紹介】R系 第2世代 MINI ウィッシュボーンブラケット(ロアアームブッシュ)・スタビライザーブッシュ交換

京都でMINIの足回り修理ならエムズファクトリー!異音・乗り心地改善の専門技術

京都でMINIの異音や乗り心地の悪化にお悩みではありませんか?この記事では、MINIの足回りトラブルの主な原因であるブッシュ劣化の症状から、その重要性、そして確実な解決策としてのブッシュ交換について詳しく解説します。特に、エムズファクトリーがなぜMINIの足回り修理で選ばれるのか、GIOMIC製強化ブッシュを用いたR系MINIの修理事例を通じて、その専門技術と劇的な改善効果を具体的にご紹介。あなたのMINIが新車のような快適な走りを再び取り戻すための情報がここにあります。

 ブッシュ劣化が引き起こす主な症状

MINIの足回りには、走行中の衝撃を吸収し、部品同士の摩擦や振動を抑えるために多くのゴム製ブッシュが使用されています。これらのブッシュが劣化すると、以下のような症状が現れることがあります。

症状の種類 具体的な状態と体感 考えられる原因(ブッシュ劣化)
異音の発生
  • 段差を乗り越える際に「コトコト」「ゴトゴト」という突き上げ音や振動がする。
  • 停車時や低速走行時にハンドルを切ると「ギシギシ」「キュルキュル」というゴムが擦れるような音がする。
  • 特にウィッシュボーンブラケットブッシュ(ロアアームブッシュ)スタビライザーブッシュの劣化が進むと、内部の空洞化や穴の広がりにより、部品同士の遊びが大きくなり異音が発生しやすくなります。
  • ブッシュのゴム部分に亀裂やひび割れが生じ、クッション性が失われている。
  • ブッシュ内部のシリコンオイル漏れにより、本来の役割を果たせなくなっている。
  • ブッシュの変形や潰れによって、部品が正常な位置に保持されず、金属同士の接触や過剰な動きが生じている。
乗り心地の悪化
  • 路面の凹凸を拾いやすくなり、「ゴツゴツ」「突き上げ感」が強くなったと感じる。
  • 車全体が「フワフワ」と安定せず、揺れが収まりにくい。
  • サスペンションがスムーズに動かず、不快な振動が伝わってくる。
  • ブッシュの弾力性が失われ、衝撃吸収能力が低下している。
  • 足回りの各部品が本来の動きを妨げられ、サスペンションの機能が十分に発揮されていない。
ハンドリングの違和感
  • 直進時に「ハンドルが取られる」「ふらつく」感じがする。
  • ステアリングの応答性が鈍くなり、「遊び」が大きくなったように感じる。
  • ブレーキング時に車体が不安定に感じる、または左右にブレる。
  • カーブでの挙動が不安定になり、MINIらしいシャープさが失われる
  • ブッシュが劣化することで、サスペンションアームやスタビライザーなどの部品が本来の位置からずれたり、過剰に動いたりするため、アライメントが狂いやすくなる。
  • ステアリング操作がダイレクトに伝わらず、正確な車のコントロールが難しくなる。
タイヤの異常摩耗
  • 特定のタイヤだけが極端に早く摩耗する「偏摩耗」が見られる。
  • 特にタイヤの内側や外側だけが減っている。
  • ブッシュ劣化によりアライメントが狂い、タイヤが路面に対して適正な角度で接地しなくなるため。
  • タイヤの寿命が短くなるだけでなく、走行性能にも悪影響を及ぼす。

放置するとどうなる?ブッシュ劣化の危険性

「まだ大丈夫だろう」と足回りのブッシュ劣化を放置することは、非常に危険です。初期症状は些細に感じられるかもしれませんが、時間の経過とともに状態は悪化し、以下のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。

  • 安全性の大幅な低下
    ハンドリングの不安定さやブレーキング時の挙動悪化は、緊急時の回避能力を著しく低下させ、重大な事故につながるリスクを高めます。特に高速走行時や悪天候下では、その危険性はさらに増大します。
  • 他の部品への連鎖的な損傷
    ブッシュが本来の役割を果たせなくなると、その周辺にあるショックアブソーバーボールジョイントハブベアリングといった他の足回り部品に過剰な負担がかかります。結果として、これらの部品の寿命が短くなり、連鎖的に故障を引き起こす可能性が高まります。
  • 修理費用の増大
    初期のブッシュ交換で済んだはずの修理が、放置によって他の部品まで交換が必要となり、結果的に高額な修理費用がかかることになります。早期発見・早期修理が、長期的に見て経済的です。
  • 車検不合格のリスク
    ブッシュの著しい劣化は、車検時の検査項目である足回りの「ガタつき」「亀裂」の基準を満たさず、車検に合格できない場合があります。その場合、修理が必須となり、予期せぬ出費と手間が発生します。

MINIの足回りは、その走行性能を支える重要な部分です。異変を感じたら、早めに専門知識を持ったプロの診断を受けることが、安全で快適なMINIライフを長く楽しむための鍵となります。

MINIの足回り修理で重要な「ブッシュ交換」のすべて

MINIの快適な走行性能や優れたハンドリングを支える足回りには、数多くの重要な部品が組み込まれています。その中でも特に消耗が激しく、定期的な点検・交換が推奨されるのが「ブッシュ」と呼ばれるゴム製のパーツです。ブッシュは、金属部品同士が直接接触するのを防ぎ、振動や衝撃を吸収するクッション材の役割を果たします。この章では、MINIの足回りにおける主要なブッシュであるロアアームブッシュとスタビライザーブッシュの役割と、なぜこれらの交換が重要なのかを詳しく解説します。

ロアアームブッシュ(ウィッシュボーンブラケット)とは?

ロアアームブッシュは、MINIのフロントサスペンションを構成する「ロアアーム」と車体をつなぐ重要な部品です。ロアアームは、タイヤの上下動を制御し、路面からの衝撃を吸収する役割を担っています。ブッシュは、このロアアームの動きをスムーズにしながら、不必要な振動や騒音が車内に伝わるのを防ぎます。特にMINIのロアアームブッシュは、その形状から「ウィッシュボーンブラケット」とも呼ばれることがあり、ステアリング操作時の正確な挙動や直進安定性に大きく寄与しています。

純正のロアアームブッシュには、内部にシリコンオイルが封入されているタイプが多く見られます。しかし、経年劣化や走行距離の増加に伴い、このシリコンオイルが漏れ出すことがあります。オイルが漏れて内部に空洞ができると、ブッシュの本来のクッション性が失われ、ロアアームの動きが大きくなってしまいます。これにより、ハンドリングの不安定さや異音の発生につながるため、定期的な点検と交換が不可欠です。

スタビライザーブッシュとは?

スタビライザーブッシュは、車体のロール(左右の傾き)を抑制する「スタビライザー」を車体に固定するために使用されるブッシュです。スタビライザーは、左右のサスペンションの動きを連動させ、コーナリング時などに車体が大きく傾くのを防ぎ、安定した走行性能を保つ役割を担っています。スタビライザーブッシュは、スタビライザーがスムーズに回転しながら車体を支えるための重要な接点となります。

このブッシュもまた、ゴム製であるため、走行を重ねることで摩耗や劣化が進行します。劣化が進むと、スタビライザーが本来の性能を発揮できなくなり、車体のロールが大きくなるだけでなく、ブッシュとスタビライザーの間にガタつきが生じて「コトコト」といった異音が発生する原因となります。ロアアームブッシュと同様に、MINIの足回りのパフォーマンスを維持するためには、その状態に注意を払い、必要に応じて交換することが推奨されます。

なぜブッシュ交換が必要なのか?その重要性

MINIの足回りにおけるブッシュは、走行中の振動や衝撃を吸収し、各部品の動きを円滑にするための「縁の下の力持ち」のような存在です。しかし、ゴム製品であるため、走行距離や経年によって必ず劣化が進行します。劣化したブッシュを放置すると、以下のような様々な問題が発生し、MINI本来の走行性能や安全性が損なわれる可能性があります。

劣化症状 具体的な影響 危険性・リスク
異音の発生 走行中に「コトコト」「ゴトゴト」といった不快な音が足回りから聞こえるようになります。特に段差を乗り越える際や、ステアリングを切る際に顕著です。 不快感が増すだけでなく、他の部品の異常を示唆している可能性もあります。
乗り心地の悪化 路面からの振動が直接伝わりやすくなり、ゴツゴツとした不快な乗り心地になります。 長距離ドライブでの疲労が増加し、快適性が著しく低下します。
操縦安定性の低下 ステアリング操作に対する反応が鈍くなったり、直進安定性が損なわれたりします。特に高速走行時やカーブでのふらつきを感じやすくなります。 急な車線変更や緊急回避時に車両の挙動が不安定になり、事故のリスクが高まります。
タイヤの偏摩耗 ブッシュの劣化によりアライメントが狂い、タイヤが均等に接地しなくなるため、特定の箇所だけが異常に摩耗する「偏摩耗」を引き起こします。 タイヤの寿命が短くなるだけでなく、グリップ性能の低下やバーストのリスクにつながります。
他の部品への負担増大 ブッシュが本来の役割を果たせなくなると、サスペンションアームやショックアブソーバーなど、他の足回り部品に直接的な負担がかかり、早期の故障や破損につながる可能性があります。 結果的に修理費用が高額になる可能性があります。
車検不適合 ブッシュの亀裂や破損がひどい場合、車検に通らないことがあります。 安全基準を満たさないため、公道を走行できなくなります。

このように、ブッシュの劣化は単なる乗り心地の悪化に留まらず、MINIの走行性能、安全性、そして維持費にまで大きな影響を及ぼします。MINIの「ゴーカートフィーリング」と呼ばれるダイレクトなハンドリングや軽快な走りを維持するためにも、定期的な点検と、劣化が見られた際の早期交換が極めて重要です。足回りに少しでも違和感を感じたら、専門知識と技術を持つプロの整備工場で診断を受けることを強くお勧めします。

エムズファクトリーのブッシュ交換事例:R系MINIの足回りリフレッシュ

京都でMINIの足回り修理をお探しですか?エムズファクトリーでは、長年の経験と専門知識を活かし、MINI特有の足回りトラブルを解決しています。ここでは、特にご依頼の多いR系MINIのブッシュ交換事例をご紹介します。足回りからの異音や不安定な乗り心地にお悩みの方は、ぜひご覧ください。

交換対象部品と目的の確認

今回の修理事例では、R系MINI(第2世代)の足回りにおいて特に劣化しやすい「ロアアームブッシュ(ウィッシュボーンブラケット)」と「スタビライザーブッシュ」の交換を行いました。

これらのブッシュは、走行中の振動を吸収し、サスペンションの動きを適切に制御する重要なゴム部品です。経年劣化や走行距離の増加に伴い、亀裂が入ったり、内部のオイルが漏れて空洞化したりすることで、以下のような症状を引き起こします。

  • ステアリング操作時の不安定感違和感
  • 走行中の直進安定性の低下
  • 段差乗り越え時やブレーキング時の異音(コトコト音など)
  • 乗り心地の悪化不快な突き上げ

これらの症状を放置すると、安全性が損なわれるだけでなく、他の足回り部品への負担が増加し、さらなる高額な修理につながる可能性もあります。エムズファクトリーでは、これらのブッシュをGIOMIC製強化ブッシュに交換することで、MINI本来の走行性能と快適性を回復させます。

作業工程と専門技術の紹介

ブッシュ交換は、単に部品を付け替えるだけでなく、正確な診断と専門的な技術が求められる作業です。エムズファクトリーでは、熟練のメカニックが以下の工程で丁寧に作業を進めます。

まず、車両から劣化したブッシュを取り外します。長年使用されたブッシュは、写真のようにひび割れや潰れが顕著に見られます。

古いブッシュの取り外し

次に、新旧のブッシュを比較します。特に純正のロアアームブッシュは内部にシリコンオイルが封入されており、オイル漏れを起こすと内部が空洞化し、ブッシュの切れや動きの大きさが顕著になります。

新旧ブッシュの比較です。ノーマルのブッシュは内部にシリコンオイルが入っておりオイル漏れが起こりオイルが漏れた空洞の分、動きが大きくなりブッシュの切れが起こりやすくなります。

新しいGIOMIC製強化ブッシュは、専用のプレス機を用いて規定の位置に正確に組み込みます。この際、ローダウンしている車両など、個々の車両の状態に合わせてブッシュの位置を微調整することが、エムズファクトリーの専門技術です。

プレス機にて既定の位置に組み込みます。ローダウンしている車両等に合わせてブッシュの位置を調整します。

スタビライザーブッシュも同様に、劣化が進むと穴が広がり「コトコト」といった異音の原因となります。ウィッシュボーンブラケットブッシュと同時に交換することで、足回りのリフレッシュ効果を最大限に高めます。

上が新しいブッシュですが穴の大きさが全然違うのがわかると思います。現状問題ないのですが穴の広がりがひどくなるとコトコト音がしてきます。ウィッシュボーンブラケットブッシュと同時に交換をお勧めします。

また、フロントメンバーを外して作業を行う場合は、再組付けの際に徹底した清掃を行い、異物混入や不具合のリスクを排除します。これにより、お客様のMINIが最高の状態で走行できるよう細心の注意を払っています。


🔧 交換対象部品と目的

  • ロアアームブッシュ(ウィッシュボーンブラケット)
  • スタビライザーブッシュ
  • 使用パーツ:GIOMIC製強化ブッシュ

足回りのブッシュは、経年劣化によって亀裂や破損が起きやすい部位です。
ステアリング操作時の安定性や直進安定性を保つ上で非常に重要なパーツであり、劣化が進むと乗り心地や安全性にも影響を及ぼします。


📸 作業前後の比較

古いブッシュの取り外し

新旧ブッシュの比較です。 ノーマルのブッシュは内部にシリコンオイルが入っておりオイル漏れが起こりオイルが漏れた空洞の分、動きが大きくなりブッシュの切れが起こりやすくなります。

プレス機にて既定の位置に組み込みます。ローダウンしている車両等に合わせてブッシュの位置を調整します。

上が新しいブッシュですが穴の大きさが全然違うのがわかると思います。
現状問題ないのですが穴の広がりがひどくなるとコトコト音がしてきます。
ウィッシュボーンブラケットブッシュと同時に交換をお勧めします。


💡 GIOMIC強化ブッシュのメリット

  • 純正ゴム製と比較して、剛性・耐久性が格段に向上
  • ブレーキング時のヨレが減少し、ダイレクトなハンドリング感覚が得られる
  • スポーツ走行や長距離ドライブでの安定性アップ

取り外した純正ブッシュはひび割れや潰れが見られ、明らかに寿命を迎えていました。
GIOMIC製のブッシュは強化ゴムと高精度構造で、適正なトー変化の抑制や異音対策にも効果的です。


✅ 交換作業後の状態

GIOMIC強化ブッシュ装着です。このウィッシュボーンブラケットブッシュを変えるのに強化にしておくほかないです。

フロントメンバーを外した際はきれいに清掃して組付けとなります。

交換後はハンドル操作時の反応がシャープになり、直進時の安定性も体感できるレベルで改善しました!
スタビライザーブッシュの交換と合わせることで、足回りのバランスもリフレッシュされています。

フロントメンバーを外すので4輪アライメントは必須作業となります。


京都でMINI修理のエムズファクトリーが選ばれる理由

京都でMINIの修理工場をお探しなら、エムズファクトリーが選ばれるのには明確な理由があります。長年の経験とMINIへの深い愛情、そしてお客様への誠実な対応が、多くの方々から信頼をいただいている背景です。

MINIに特化した豊富な知識と経験

エムズファクトリーは、MINIに特化した専門知識と豊富な修理経験を持つプロフェッショナル集団です。BMW MINIのR系(R50, R53, R55, R56, R60など)からF系(F54, F55, F56, F60など)まで、幅広いモデルの特性を熟知しています。

一般的な整備工場では見過ごされがちなMINI特有の症状や、構造的な弱点、さらには最新モデルの電子制御システムに至るまで、深い理解に基づいた診断と修理が可能です。足回りの異音診断からエンジン、冷却系、電装系トラブルまで、MINIに関するあらゆるお困り事を解決に導きます。

また、純正部品だけでなく、GIOMICをはじめとする高品質な社外パーツにも精通しており、お客様のニーズやご予算に合わせた最適な修理プランをご提案できるのも強みです。

 最新設備と確かな技術力

MINIの高度なメカニズムに対応するため、エムズファクトリーでは最新の診断設備と専用工具を完備しています。

設備・技術 エムズファクトリーの強み
BMW純正診断機(ISTA) MINIの電子制御システムを正確に診断し、エラーコードの読み取りやプログラミング、コーディングまで対応。複雑なトラブルの原因を的確に特定します。
MINI専用工具 MINIの複雑な構造に対応した専用工具を多数保有。特に足回りブッシュ交換に必要なプレス機なども完備し、確実かつ迅速な作業を実現します。
四輪アライメントテスター 足回り修理やサスペンション交換後には必須となる四輪アライメント調整を自社で実施。正確な調整で、MINI本来の走行性能と乗り心地を取り戻します。
熟練メカニックの技術 長年の経験を持つ熟練メカニックが、一つ一つの作業を丁寧かつ確実に行います。見えない部分の清掃や、細かなボルトの締め付けトルク管理まで徹底し、安心の品質を提供します。

これらの設備と熟練したメカニックの確かな技術力により、お客様のMINIを最良の状態に保つための質の高い修理・メンテナンスを提供しています。

 お客様の声と信頼の実績

エムズファクトリーは、京都府内外の多くのMINIオーナー様から厚い信頼をいただいております。お客様からは「他店で直らなかった足回りの異音がエムズファクトリーで解決した」「丁寧な説明で安心して修理を任せられた」「MINIのことが本当に好きなのが伝わってくる」といった喜びの声を多数いただいております。

私たちは、お客様とのコミュニケーションを大切にし、修理内容や費用について常に明瞭な説明を心がけています。MINIを愛するオーナー様の気持ちに寄り添い、一台一台のMINIに最適なソリューションを提供することで、高い顧客満足度とリピート率を実現しています。

これまで積み重ねてきた豊富な修理実績は、エムズファクトリーの技術力と信頼性の証です。

 修理費用と見積もりについて

MINIの修理において、費用は重要な要素です。エムズファクトリーでは、お客様が安心して修理を依頼できるよう、透明性の高い料金体系と明瞭な見積もりを徹底しています。

項目 エムズファクトリーの方針
事前見積もり 修理着手前に、交換部品や作業工賃を詳細に記載した見積もりを提示します。お客様のご理解とご納得を得てから作業を開始するため、後からの追加料金で驚くことはありません。
追加費用発生時の対応 原則として、見積もり以外の追加費用が発生する場合には、必ずお客様にご連絡し、ご承認をいただいてから作業を進めます。勝手に作業を進めることはありません。
費用対効果の高い提案 単に部品を交換するだけでなく、長期的な視点に立ち、費用対効果の高い修理プランをご提案します。純正部品と社外部品の選択肢もご提示し、お客様のご要望に合わせた最適な選択をサポートします。
相談のしやすさ 修理に関する疑問や不安な点があれば、お気軽にご相談ください。専門知識を持つスタッフが、お客様の目線に立って丁寧にご説明いたします。ご不明な点は何でもお尋ねください。

私たちは、お客様の大切なMINIが、適正な費用で最高の状態に保たれるよう、常に最善を尽くします。

MINIの足回り以外のよくある修理・メンテナンス

エムズファクトリーでは、MINIの足回り修理はもちろんのこと、走行性能や快適性に直結する様々なトラブルにも対応しております。特に年式が経過したMINIに多く見られる、足回り以外の代表的な故障やメンテナンスについてご紹介します。

 エンジン・冷却系トラブル

MINIのエンジンは、そのコンパクトなボディからは想像できないほどのパワフルな走りを実現しますが、同時に特有のウィークポイントも存在します。定期的な点検と早期の修理が、エンジンの寿命を延ばし、安全なドライブを支えます。

オイル漏れ

MINI、特にR系モデルでは、経年劣化によりオイル漏れが発生しやすい箇所がいくつかあります。代表的なものとしては、以下の部位からの漏れが挙げられます。

  • タペットカバーパッキン(バルブカバーガスケット):エンジン上部からのオイル漏れで、焦げ付いたような匂いがしたり、マフラーに垂れて白煙が出たりすることがあります。
  • オイルフィルターハウジングガスケット:エンジンの側面にあるオイルフィルターが取り付けられている部分からの漏れで、漏れたオイルが他の部品に付着し、ゴム部品の劣化を早めることもあります。
  • バキュームポンプ:ブレーキの負圧を生成するポンプからのオイル漏れ。
  • クランクシール:エンジンの前部または後部にある回転部分のシールからの漏れ。

これらのオイル漏れは、放置するとエンジンの焼き付きや、漏れたオイルが走行中に引火するなどの重大なトラブルに繋がる可能性があります。エムズファクトリーでは、漏れ箇所を正確に特定し、適切な部品交換で修理を行います。

オーバーヒート・冷却水漏れ

MINIの冷却系は、エンジンを適正な温度に保つために非常に重要です。特にR系MINIでは、冷却水ポンプ(ウォーターポンプ)サーモスタットハウジングウォーターパイプといった樹脂製部品の劣化による冷却水漏れが頻繁に発生します。

  • 症状:冷却水のリザーバータンクの液面低下、甘い匂い、エンジンからの水漏れの痕跡、水温警告灯の点灯など。
  • 危険性:冷却水が不足するとエンジンがオーバーヒートを起こし、エンジン本体に深刻なダメージを与え、最悪の場合、エンジン交換が必要になることもあります。

弊社では、冷却水漏れの点検・修理はもちろん、劣化した部品の予防交換も推奨しています。これにより、予期せぬトラブルを未然に防ぎ、安心してMINIにお乗りいただけます。

 エンジン不調・警告灯点灯

MINIのエンジンチェックランプ(エンジン警告灯)が点灯した場合、エンジンの様々なセンサーやシステムに異常があることを示しています。走行中に加速不良アイドリングの不安定異音などの症状を伴うこともあります。

主な原因としては、以下のようなものが考えられます。

症状・原因のカテゴリ 具体的な原因部品・システム MINIでよくある事例
点火系トラブル イグニッションコイル、スパークプラグ 失火によるエンジンの振動、加速不良
燃料系トラブル インジェクター、燃料ポンプ 燃料供給不良によるエンジン停止、始動困難
吸気系トラブル バルブトロニックモーター、スロットルボディ、エアフロセンサー アイドリング不安定、出力低下
排気系トラブル O2センサー、触媒 燃費悪化、排ガス規制値オーバー
センサー類異常 カムシャフトセンサー、クランクシャフトセンサー エンジン始動不良、エンスト

エムズファクトリーでは、MINI専用の診断機(テスター)を用いて、チェックランプ点灯の原因を正確に特定し、適切な修理を行います。経験豊富なメカニックが、過去の事例やMINI特有の症状も踏まえ、迅速かつ的確な診断を提供します。

 電装系・その他異音の診断

MINIの快適性や安全性を支える電装系システムも、様々なトラブルに見舞われることがあります。また、足回り以外の場所から発生する異音も、放置すると大きな故障に繋がる可能性があるため、早めの診断が重要です。

バッテリー・充電系トラブル

MINIのバッテリーは、エンジンの始動だけでなく、多くの電装品に電力を供給する重要な役割を担っています。バッテリー上がりはもちろんのこと、充電系に異常がある場合も様々な問題を引き起こします。

  • バッテリーの寿命:一般的に2~4年程度で交換時期を迎えます。冬場の始動不良や、電装品の動作不安定の兆候が見られます。
  • オルタネーター(発電機)の故障:バッテリーへの充電が不足し、最終的にバッテリーが上がってしまいます。走行中に警告灯が点灯したり、ライトが暗くなったりする症状が出ることがあります。

エムズファクトリーでは、バッテリーの無料点検や、オルタネーターの診断・交換にも対応しています。定期的な点検で、突然のトラブルを防ぎましょう。

 エアコン・パワーウィンドウなどの快適装備の不具合

MINIの快適なドライブをサポートするエアコンやパワーウィンドウなどの電装品も、故障の対象となります。

  • エアコンの不調:冷えない、風量が出ない、異音がするなどの症状は、エアコンガス不足、コンプレッサーの故障、ブロアモーターの不具合などが考えられます。
  • パワーウィンドウの動作不良:窓が上がらない、途中で止まる、異音がするなどの症状は、モーターやレギュレーターの故障が原因であることが多いです。

これらの快適装備の不具合も、エムズファクトリーで診断・修理が可能です。快適なMINIライフを維持するためにも、お気軽にご相談ください。

 原因不明の異音・振動

足回り以外からも、様々な異音や振動が発生することがあります。これらの音は、車のどこかに異常があるサインである可能性が高いです。

  • エンジンルームからの異音:キュルキュル(ベルト鳴き)、ガラガラ(チェーンテンショナー、プーリー)、カチカチ(タペット音)など、様々な音が考えられます。
  • ブレーキ時の異音:キーキー(ブレーキパッドの摩耗)、ゴーゴー(ハブベアリング)など。
  • 排気系の異音:マフラーからの排気漏れによる「ボボボ」という音など。

エムズファクトリーのMINI専門メカニックは、豊富な経験と知識に基づき、音の種類や発生状況から原因を推測し、正確な診断を行います。異音は、放置するとより大きな修理費用に繋がることもあるため、気になる音があれば早めにご相談ください。

エムズファクトリーへのアクセス・お問い合わせ

京都でMINIの修理やメンテナンスをご検討中のお客様は、MINI専門のエムズファクトリーへお気軽にお問い合わせください。

経験豊富なメカニックが、お客様のMINIの症状を丁寧に診断し、最適な修理プランをご提案いたします。特に、足回り修理や異音、乗り心地の改善に関するご相談は、数多くの実績がございますのでご安心ください。

店舗情報

エムズファクトリーの店舗情報はこちらです。

項目 内容
店舗名 エムズファクトリー
所在地 〒615-8101 京都府京都市西京区川島有栖川町11-1
電話番号 075-394-1133
営業時間 10:00~19:00
定休日 毎週水曜日、第1・第3火曜日
駐車場 店舗前に専用駐車場完備

 ご予約・お問い合わせ方法

修理や点検のご依頼は、事前のご予約をおすすめしております。お電話またはお問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。

お電話でのお問い合わせ

お急ぎの場合や、具体的な症状について詳しくご相談されたい場合は、お電話が便利です。

電話番号:075-201-5007

営業時間内にお電話いただければ、専門スタッフが丁寧に対応させていただきます。ご予約の際は、ご希望の日時とMINIの車種、現在の症状をお伝えいただくとスムーズです。

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