【整備事例紹介】R系 第2世代 MINI N14直噴エンジン インテークバルブ カーボン除去

【整備事例紹介】R系 第2世代 MINI N14直噴エンジン インテークバルブ カーボン除去

こんにちは、MINI専門店「Ms+factory」です。
今回は第2世代R系MINI、N14エンジン搭載モデルにおける「インテークバルブのカーボン蓄積除去作業」について詳しくご紹介します。


🛠 なぜカーボン除去が必要なのか?

N14型エンジンは直噴方式(ダイレクトインジェクション)を採用しており、インテークバルブにガソリンが触れず、洗浄効果がありません。そのため長期間の使用でバルブやポート内部にカーボンが堆積し、エンジンの吸気効率を大幅に低下させてしまいます。

症状としては:

  • アイドリング不調
  • 加速のもたつき
  • 燃費の悪化
  • チェックランプ点灯

これらが現れた場合、内部のカーボン蓄積が疑われます。


🔍 施工前の状態

ご覧の通り、バルブ周辺には厚く黒いカーボンが付着しています。これでは吸気の流速や流量が不安定となり、性能低下を招きます。


🔧 使用する除去方法

当店ではウォールナットブラストによるバルブ洗浄を採用しています。これは微細なクルミ殻を専用機器で高圧噴射し、バルブやポートにダメージを与えずに堆積物を除去する方法です。
また、インジェクターやフューエルレールも点検・清掃します。

インジェクターのカーボン堆積も多くなっています。

デリバリーパイプとインジェクターのOリングは交換必須です。


✨ 清掃後の状態

カーボンがすっかり除去され、本来の吸気性能を取り戻しています。エンジンのレスポンスも回復し、加速感も向上します。


📌 まとめ

R系MINIに搭載されているN14直噴エンジンは、構造上どうしてもカーボン蓄積が避けられません。
特に走行距離が5万kmを超えると症状が顕著になってきます。

定期的な点検と、必要に応じたカーボン除去で愛車の健康を維持しましょう。
「加速が鈍い」「エンジンの更けるときにゴボつく」などの症状を感じたら、お気軽にMs+factoryまでご相談ください!

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