【整備事例紹介】F系 3世代目 MINI サーモスタット交換作業レポート

今回は、F系MINI(第3世代)でよく見られるサーモスタットの故障と交換作業をご紹介します。

「冷却水漏れ」「ヒーターが効きにくい」などの症状で来店されるケースが増えており、今回はその原因となるサーモスタットの交換です。

上記写真が漏れが確認できる写真です。

廻りのパーツが外されており見やすくなっておりますが通常は確認しにくい個所となっております。

🔄 取り外したサーモスタットと新品の比較
まずは、取り外したサーモスタット(左)と新品部品(右)を比較してみましょう。

一見すると同じように見えますが、左の旧品は内部に冷却水の漏れ跡が見えます。

🔧 エンジン側取り外し後の状態
続いて、サーモスタットを取り外した直後のエンジン側の様子です。

冷却水の漏れが確認できます。

🧼 接触面の清掃後
古いガスケットや汚れを丁寧に除去して、接触面を整えた状態がこちらです。

新しい部品がしっかり密着するように、この工程は非常に重要です。

🔩 新しいサーモスタットの取り付け
新品のサーモスタットを取り付けました。

ホースの差し込みやセンサー類も慎重に処理しています。

最終組上げて冷却水を補充し、エア抜き作業を行ってから漏れのチェックをします。

✅ まとめ
F系MINIのサーモスタットは、樹脂製パーツが多く経年劣化しやすい部品のひとつです。

最近冷却水が減る

ヒーターの効きが悪い

エンジンの警告灯が点く

そんな症状があれば、サーモスタットのトラブルかもしれません。

気になる方は、お気軽にエムズファクトリーへご相談ください!
MINI専門の知識と経験で、あなたの愛車をしっかりサポートいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

お気軽にご連絡下さい。

受付時間 / 10:00~19:00(火曜定休)